
裏話・エピソード集
とっておきのネタをシェアします!
ミュージカル「アミーゴ」の中での出来事や特別なエピソードをいくつかシェアしちゃいます!
ここでしか聞けない裏話も盛りだくさんですよ!
一年以上も準備して、何度も稽古を重ねて出来たこのミュージカルだから、いろんな物語が生まれるのも当然ですよね!
では、いってみましょう!


笛ダンスのスカートの秘密
UFOのシーンで出てくる、とっても華やかな、通称「笛ダンス」の裏エピソードをご紹介!
アミーゴの星に住む人の歌声に合わせて、赤いドレスのみんなが楽しく踊る印象的なシーン。
そのシーンで、ラインダンスをするみんなが履いている可愛いフリルが付いたロングスカートに注目!
実は、初めてこの衣装を配って履いた時に、みんな全員何の疑いもなく「裏返し」で履いていました!
しかし、この勘違いから「裏向きの方が可愛いね」ということになり、本番でも思い切って裏向きで着用することに決まりました!
失敗が思わぬ良い結果を生むことってありますよね!みんなで笑った出来事でした。

レオの歌の秘密
キャストの中でも気づいてない人がたくさんいると思うのですが、主人公「レオ」が登場するシーンで歌うオシャレなジャズピアノの曲「ひとりぼっちの夏休み」と、物語ラストで地球に帰ってきたレオがしっとり歌う「僕の故郷」、この二曲は実は同じメロディーでできています。
最初は「人生つまんない!田舎の風景もきらい!ダサい!」とツンツンして歌ってますが、アミーゴにいろんなことを教えてもらってからは「色とりどりの花も、ミツバチもきれいな夕日も大好き」」と心で幸せを感じながら歌っています。
最初と最後のレオのソロ曲を同じメロディーで対比することで、レオの成長と変化を際立たせています。このアイデアと作曲はあゆこ先生です。あなたは気づきましたか?

ひまりんと学んだ時間
今回、耳の聞こえない「ひまりん」がミュージカル出演にチャレンジしてくれました!
いろんなサポートをみんなもできたらいいね、という想いもあり、月に一回「ひまりんの手話会」というのをオンラインで実施していました!
いろんな挨拶から、舞台で使いそうな言い回しなど、ひまりんとひまりんママからたくさん教えてもらいました。
一緒にたずさわってくれたみんなも視野が広がり、とても貴重な経験をすることができました。
みんなが仲良く調和したり、絆を作ることでお互いにとっても良いことが生まれますよね。
そして、みんなが笑顔で生きていける世の中になっていくと思います。 みんなありがとう!
自然を守る者が破壊するセリフ?
金の亡者の社長たちのシーンで、カネゴン役の大策さんと森を伐採しまくるハッサイ役の上田洋平さん。
実は、本来は真逆、地球の自然を守るために命をかけてる人たちなんですよ。
「森を伐採しろ! 自然をぶち壊せば、稼げるぞー!」
等の台詞が、本来のお二人の人格や活動を知ってる人たちから見たら、かなり笑えるのです。
自然派農家で微生物培養をされてる洋平さんと、自然環境保護団体「熊森協会」広島支部長の大策さん。
誰よりも熱く、地球の自然のために動かれてる二人に、あえてこのセリフを言っていただきました。

夢で見た歌の場面
このミュージカル「アミーゴ」は、さあなの夢がきっかけで始まった企画ですが、この舞台の中でもう一つ夢で掲示されたナンバーがあるのです!
それはどれかというと・・・カーテンコールの次にうたわれてる「愛の翼」です。
夢の中で、頭の中に何度も同じメロディーが流れ、必死で客席に向かって熱く、強く訴えかけるキャストのみんなの姿が見えました。
作成中の音源は、てんこ盛りで余裕がなく、もう新たに追加するのは不可能だと思ってたのですが、やっぱりどうしても入れたいと思い、あゆこ先生に相談。
「そんなに想いが強いなら入れよう!」と言うことになり、夢で見たフレーズを伝えて、作曲を真理さんにしていただき、アレンジをあゆこ先生と中原実優さんにしていただきました。
強い想いと、いろんな敬意が込められた大切な一曲になりました。 皆様の心に届きますように!!
まだまだ続く
アミーゴ🌟エピソード
惑星コンプリウスの場面のこと

体がブワッと回復
1番大事なセリフ
笛の音か機関車の音
惑星コンプリウスの場面は、みんなが「悩み」を話したり、進歩度が高い人たちがセリフを言ったり、まだまだ修行中のみんなも前向きな言葉を言ったりします。
オンラインレッスンのチームで編成された、この惑星の人たちは、最初にみんなでたくさん話し合ったり、考えたりして自分たちで歌詞やセリフを作 っていったんですよ!
ただ、もらったセリフを言うだけでなく、自分たちで想いを込めて作った歌やセリフなので、気持ちもこもりますね。
宇宙の愛を広げようとがんばっていた総監督さあな。でもあまりに忙しく、大変な日々に何度も倒れそうになったり、実際起き上がれなくなる日も少なくなかったとか。
でも、そんな時ふしぎと「ブワッと」体が回復するのを感じる瞬間が三度ほどあったそうです。
まるで「宇宙人に助けてもらった」ようだったと言います。
宇宙人も「アミーゴ」の成功を願って手助けしてくれてたのかもしれないですね!
アミーゴとレオが旅を終えて、地球に到着しそう・・というまさにその時、アミーゴはポツリと言います。「愛とぼくたちは同じエネルギーで出来てるって言ったら・・君は信じる?」
そしてすぐには意味がわからず、聞き返すレオ。
「え?」
このあと、「だから・・」から続く最も大事なアミーゴのセリフを今回の舞台では敢えてカットしました!
さあ、アミーゴはなんと言おうとしたんでしょうか?
本編を観た後に、ぜひじっくり考えてみてくださいね!
UFOのシーンで出てくる「笛ダンス」のシーンでは、アミーゴの星の人の素晴らしい歌声が地球の「笛」のような音に聞こえる、という設定ですが、原作の「アミ小さな宇宙人」では「機関車の蒸気の音みたい!」と主人公は表現しています。
その音がとっても楽しくて踊り出したくなる!と言って、恥を捨ててメチャクチャに踊りまくるという楽しいシーンです。
でも、蒸気の音みたいな曲ってどんなのでしょうね?!
アミーゴのストーリーの裏設定
「アミ 小さな宇宙人」の本の中では、アミのUFOが不時着して海に落ちて、たまたまそこにいた少年ペドロと会う、というストーリーなのですが、ミュージカル「アミーゴ」では、アミーゴと少年レオは前世の兄弟という設定になっています。
アミーゴはその事実を知っていて、兄弟だったレオに会いたいとずっと思いながら、会える日を心待ちにしていました。そして、なんと! レオのおばあちゃんも昔宇宙人に会ったこ とがあり、他の星に旅をしたことがあるのです。
なのでレオの話もすんなり受け入れて、懐かしくその時のことを思い出したりしているのでした・・・。なぜ、おばあちゃんが他の星に行けたのかって? それは、また別のお話・・・^^